カテゴリー「政治・社会」の記事

2009年11月 8日 (日曜日)

【アニメ】ブログの裏話的なこと

ひとつ前の記事でアニメーション作品のタイトルの翻訳についてちょっとだけ書きました。それ自体かなり難しい作業で、意訳にならざるを得ない場合もあります。逆に敢えて翻訳しない場合もある。

うちのブログはTVで放送されているアニメーション作品のキャプチャー画像があるせいか、世界各国からアクセスがかかります。そういう人たち向けに作品タイトルを英訳(場合によってはその他の言葉への翻訳)をしているわけです。作品名と同じように、キャラクター名と声優さんの名前もアルファベット表記しています。

人名の表記ですが、今年の春まではオーソドックスに「名前+姓」(例:能登麻美子→Mamiko Noto)の組み合わせにしていたんですけど、今は「姓+名前」(例:能登麻美子→NOTO Mamiko)の表記にしています。もしかすると、こういう書き方には違和感を感じる人がいるかもしれませんね。

しかし、よく考えてみると「名前+姓」の人名表記というのは必ずしも世界的な標準ではないんです。人名というのは非常に多くのバリエーションがあります。アラブ人のようにかなり複雑な構成になっている場合もあるし、逆にジャワ人のように姓を持たない人たちもいます。実に多彩で、それぞれの文化が深く反映されているものなんですね。

東アジアを見てみると、名前をアルファベット表記する場合、もとの名前と同じように「姓+名」のように書く場合が圧倒的に多いですね。例えば毛沢東(Mao Zedong)もそうですし、金日成(Kim Il Sung)もそうです。しかし、日本人だけは日本語表記の場合とアルファベット表記の場合では姓・名の書き方が逆転してしまいます。実のところ、海外ではこれが混乱の原因になることもあるんです。

おいらは学生時代にソ連へ行ったことがありましたが、ホテルで宿泊者名簿に名前を書いた時に名前+姓で記帳しました。それが日本人の名前をアルファベットで書く時の「常識」だと思っていたからです。ところが、そのホテルの従業員の教養が高く、日本人の名前は姓が先に来るということを知っていたせいなのか、はたまたおいらが名簿の記帳の時に間違えたのか、朝食券には名前の方が姓として書かれてしまっていました。その時に、「変な気をまわさずに母国語通りの順序で書いたらいいのかなあ?」と思ったことを覚えています。

今年の春にTAF(東京国際アニメフェア)を見に行ったときに、そんなことをふと思い出してしまってね。それ以来、日本人のアニメキャラクターや声優さんたちの名前をアルファベット表記する場合は「姓+名」の順序で書くようにしているんです。ただ、そのまま書くと姓がどれかわからないかもしれないということで、姓に当たる部分は大文字表記にしているわけです。

日本人の名前をアルファベット表記するときに「名前+姓」の順序にするのも、今では日本人の習慣として定着していることなのかもしれませんが、おいらは「姓+名前」の表記があってもよいと思っています。日本人らしくていいと思いますよ (^-^)

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2009年11月 1日 (日曜日)

【政治・社会・アニメ】漫画・アニメは日本の文化か

ここのところ夜は疲れてすぐ寝てしまうので長文の記事がなかなか書けませんが、今日は日曜日なので更新してみます。

先週はこんな記事を読みました。

明治大学が「東京国際マンガ図書館」 サブカル全般をアーカイブ、世界最大規模に

明治大学が、漫画やアニメ、ゲームなどサブカルチャー関連資料を集めた「東京国際マンガ図書館」(仮称)を2014年度までに設立。漫画本・雑誌、同人誌などに加え、アーケードゲーム基板やフィギュアなどを広く収集。同人誌即売会などを開けるイベントホールも併設する。
2009年10月23日 18時21分 更新 ITmedia News


前の総理大臣がアニメの殿堂を作ろうとしていましたが、明治大学が作ろうとしている博物館の方がよさそうじゃないですか。というか、学芸員になりたい(笑)

最近は日本の漫画・アニメは日本の文化の一つであるというようなことも言われるようになっています。おいらたちが子供の頃には考えられなかったことです。しかし、そういう論調に批判的な人ももちろんいますし、なかには「恥である」と思う人もいるようです。

おいらたちが若い頃、ある程度年齢が行った人が漫画やアニメを見ることというのはあまりありませんでした。そういう人もいるにはいたけれども、本当に少数派でした。まさにサブカルチャー。もっとも、大人が見てもそこそこ面白い漫画なりアニメというものが、まだまだ少なかったという事情もありましたけどね。おいら自身、高校に入った後は「高校生がアニメなど見るものではない」と思い込んでいたところがあったし、周囲も大体そのような考え方でした。まぁ、入った高校が旧制中学の流れをくむ硬派な気風のある学校だったというのも多少は関係していたかもしれません。なので、

『クリィミーマミ』をこっそり見た時には、言いようのない罪悪感に襲われたものでした・・・。決して人には知られちゃいけない。知られたら犯罪者扱いされてしまうみたいな(笑)

漫画やアニメが日本の文化であるという説に異論を唱えたくなる人の気持ちもわからなくはありません。しかしおいらは、こういったものが日本の文化であるかどうかは当の日本人が決めるものではないのではないかと思うんです。

例えば、「浮世絵」。現在では芸術品として認められていますが、かつては漫画のようなものでした。明治時代には多くの浮世絵が海外に流出しましたが、その当時の日本人は浮世絵を芸術だとは思っていませんでした。その頃はとにかく西洋のものがよくて、日本のものは遅れたよくないものだという風潮があったんです。伝統的な日本画家や進歩的な文化人の多くは、浮世絵をむしろ「日本の恥である」と思っていたかもしれません。

しかし日本から出て行った浮世絵は、多くの西洋画家に大きな影響を与えましたね。まぁ、印象派も最初は評価が低かったようですが、後には無視できない流れになりましたし(おいらは美術関係には詳しくないんですけど)、その印象派の画家たちに浮世絵は少なからぬ影響を与えたんです。そんなことがあったから、西洋の日本ブームに後押しされるような形で、20世紀になると日本でも浮世絵が日本文化の一つとして認められるようになったわけです。日本が第二次世界大戦に敗れて敗戦国になると再び浮世絵の流出が起こりますが、その時は幕末・明治の頃と違って日本人も外国人も浮世絵の芸術的な価値を認めていました。もはや浮世絵は日本の恥ではなかったんです。

文化というのは受け手側の評価によって作られていくことが多いと思うんですね。発信側がどう思おうと、文化として残るものは残るんです。漫画やアニメが浮世絵や歌舞伎のような日本の代表的な文化になり得るかというと、それはわかりません。しかし、国境を越えて今よりも多くの人たちに受け入れられるようになったとき、それらは少なくとも「日本の恥」ではなくなるのだと、おいらは思います。

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2009年10月24日 (土曜日)

【政治・社会】過去と未来のために

おいらは毎月、経済的な理由で就学が難しい日本人青少年のために寄付をしていますが、今日はそっちの話じゃありません。

気迫で実現したご遺骨の帰還:野口 健(アルピニスト)
2009年10月24日(土)13:00 Voice (gooニュース)


今日ネットを見ていたら、上の話題を見つけました。
第二次世界大戦では多くの日本人兵士が海外で戦病死されましたが、そのうちの十数万人の遺骨はいまだに回収されぬまま放置されています。まことに残念な表現ではありますが、「放置」です。アルピニストの野口さんはそのような日本人兵士の遺骨を収集する活動に参加しているということです。特定非営利活動法人 空援隊

おいらは、この団体に寄付をすることにしました。本当は現地に行って活動するというのが望ましいのでしょうが、残念ながら体力面で不安があります。上のリンクをご覧になればお分かりになると思いますが、現地にはかなりの困難が待ち構えています。とても生半可な覚悟では行くことができません。しかし、少額ではありますが金銭的な面から彼らを支えることはできます。

寄付というと「偽善的である」とか「自己満足」というとらえ方をする人もいるかと思います。おいらも育った環境がいま一つよろしくなかったので、そういう考え方の時期がありました。しかし、最近では心の奥から湧きあがる社会貢献への意識のようなものを感じるようになっています。その原因が何なのかよくわかりませんが、特に他人の迷惑にならない限り、おいらはその「魂の呼び声」のようなものに素直に従おうと思うようになりました。

おいらはここ数年、自分がこの世界に生まれてきた理由を考えることがあります。絶対にわからないと思いつつも考えてしまう。そんな無限ループに入り込んでしまった原因の一つには第二次世界大戦がありました。おいらは戦争を知っている世代ではありませんが、人ごととは思えない部分があるんです。

昭和20年(1945)3月10日、東京に焼夷弾の雨が降って一人の少女が亡くならなければ、おいらがこの世界に生まれてくることは絶対になかった。その日、多くの人たちの運命が変わりました。おいらと同じような人間は、おそらくたくさんいるでしょう。日本ばかりではなく、かつて敵国だったアメリカや、その他の国にもいるはずです。

第二次世界大戦がなければ、今とは違う21世紀があったはずです。おいらのいない世界があった。しかし、戦争はあったんです。そのおかげでおいらも今ここにいる。誰かの代わりにここにいる。その意味を考えてしまうんです。

海外で戦病死した人たちが何を思って亡くなっていったのかは知る由もありません。しかし、死ぬ間際にはきっと日本のことを思い出したでしょう。両親や兄弟や、奥さんや恋人や、子供たちや、大切に思っていた人たちのことを考えたと思います。そして彼らの最後の願いは、その大事な人たちが幸せに暮らせることだったのではないでしょうか。子供がいた人は、その子が健やかに育って祖国を立派に復興させることを願ったかもしれません。そんな彼らのために、本来この世界に生まれてくるはずではなかったおいらができることは何なのか、ずっと考えていました。そして、今回の寄付はその答えの一つなのだろうと思います。

右翼は「日本人は死んだら神になる」と言いながら数十万の英霊を放置しました。左翼は「平和教育」を唱えながら戦争を忘れようとした。偽善的といえば、彼らの方がよほど偽善的であると思います。おいら自身は直接的に行動するのが難しいけれども、行動する人たちを陰ながら支えていきます。

ブログネタ: 寄付をしたことありますか?参加数

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2009年9月18日 (金曜日)

【普通の日記】茨城独立計画(笑)

朝、昼食を買うためにコンビニに寄ったら、レジのところでおっさんがブリブリ怒ってるんです。おいらがいつも寄っているコンビニは交差点の角にあるんですが、駐車場が広いので車が近道をしていくんですね。交差点で信号待ちしたくないから。そのおっさんは駐車場でそういう車に轢かれそうになったらしいんです。それで、怒りがおさまらなかったので店員に絡んでいたという。

まぁ車のマナーが悪いわけだけど、それをコンビニのレジの兄ちゃんに当たってもしょうがないと思うんだわなあ。それで、おっさんの捨て台詞がまたしょうもなくてね。

「これだから茨城は!! (#゚Д゚) 」

みたいな(笑)

おいらもたまに茨城(特に南東部)のしょうもなさ加減を書いたりしてますけど、人に言われるとちょっとムカついたりするものなんですね。なんてワガママなw まぁ、確かにそういうこと言いたくなるのもわかります。しょうもないのも事実だし。しかしね、住めばなかなかいいところだったりするんですよ。鹿行はホントしょうもないけど(笑)


何年か前に、茨城県職員の人の講話を聞く機会があったんです。その人、「茨城は独立が可能である」なんていうことをのたまって・・・おっしゃって(笑)おりました。なんというナショナリストw おいらもその時は「大丈夫かこの人」と思ったわけなんですが、考えてみるとそれも不可能なことではないのかもしれないなあと思うんです。

茨城県の人口は300万人弱です。この程度の人口規模以下の国というのは世界中にありまして、たとえばクウェートなんていう国は人口300万人弱なんです。茨城県とほぼ同じ。クウェートは砂漠の国ですが、茨城県は豊富な水と大地があって食料自給率も高率を保てる可能性が非常に高いので、こちらの方が住みやすいんじゃないかと思いますね。

茨城県は意外とインフラが整っています。国際貿易が可能な港が北部と南部にひとつづつあります。小さいながら空港もありますね。軍民共用ですが。それと、南北を縦貫する高速道路と鉄道があります。重化学工業があります。学園都市もあるので、科学技術のレベルも高いですね。海底光ケーブルの陸揚げ局があるので、海外との通信回線も確保できます。衛星地球局もいくつかあります。

発電所は、工場用ですが大きな火力発電所もありますし、なにより東海村に原子力発電所があります。茨城共和国(笑)の300万人分の電力は十分賄えるでしょう。隣の国の首都に売電できるかもしれません。海岸は波風が強いので、波力・風力発電も可能です。というか、すでにやってます。田んぼだらけなので用水路を使ったマイクロ発電も可能。土地が広くて遮るものが何もないから、広範囲で太陽光発電も可能。そういえば、おいらが勤めている地域には石油備蓄基地もありましたっけ。

軍事力ですが、茨城県には海上自衛隊がないものの、陸自と空自が駐屯しています。仮にこれらを使えるとするなら、そこそこの力をもった軍隊を作れるかもしれません。東海村とつくば学園都市があるので核武装さえもできたりして・・・。もしも茨城県が独立したとしたら、日本だけではなくて極東地域の脅威になるかもしれませんねー。

産業はといえば、東南部の重化学工業と、広い土地を利用した農業や鹿島灘での漁業になるんでしょうね。その他には長い海岸線を利用したリゾート地開発計画など観光産業に力を入れるという話もあります。「鹿島灘を日本のコート・ダジュールにする」なんていう話が本当にあったくらいで。「大丈夫かオマエラ」って感じですが、本当の話です(笑)

今は地方分権が叫ばれている時代ですが、茨城県はほかの県に比べると自立度が高いかもしれないですね。

交通マナーは最悪だけどw (ノ∀`)




前にも載せた映像だけど、おいらが住んでる地域はこんな感じですね。このあたりは夕方がいい雰囲気です。なんというか、非日常的な風景になるので。SF映画のような、アニメのような・・・?

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2009年9月11日 (金曜日)

【政治・社会】見えない戦争

おいらはよく声優さんのブログを巡回しているのですが、今日はこんな記事を見つけました。

ダルフールを知っていますか? (『かもさんのらくがき帳』:声優・名塚佳織さんのブログ)

アフリカでは今も各地で紛争が続いています。日本ではあまり報道されないので普段はほとんど意識されませんが。

日本から遠く離れた国での出来事ですし、そういう事実を知ったからといって個人にできることはかなり限られています。まず普通に生活している人には関心が持ちにくいと思います。しかし、文明社会の人間として心のどこかに留めておかなければならないことだと思うんですね。

アフリカの中央部にコンゴ民主共和国という国があります。20世紀の終わりごろから現在まで内戦が続いていて、これまでに540万人が亡くなったといいます。このコンゴ共和国、実は資源大国でね。金や銅、各種の希少金属が産出されます。ウランなんかも産出されるようで、広島に落とされた原子爆弾はコンゴ(旧ザイール)で採取されたウランで製造されたということです。日本とも少なからぬ因縁のある国なんですね。現在では我々が使用している携帯電話に使われる材料(タンタル)を産出しているので、日本にとってはかなり重要な国です。

参考:<闇に差す光>略奪の大地で 紛争続くコンゴ民主共和国 避難200万人、希望の産声
2009年9月7日(月)13:00 毎日jp

しかし、わが国にとって重要なその国の中で何が起こっているかを知っている人は少ない。皆がみんな地域研究者ではないわけだからもっと勉強しろとはもちろん言えません。ただ、我々の生活というのは、もしかしたら誰かの大きな犠牲の上に成り立っているものなのかもしれないということだけは時々思い出した方がいいと思います。今日はちょうど9月11日ですが、そういう「誰か」の存在を忘れたままでいると後で大きなしっぺ返しを食らうことになるのかもしれません。

そういうことも、誰かが言い出さないと思い出さないことが多いんですよね。だから名塚さんが紹介してくれた映画も、また名塚さんの書いた記事自体も決して無駄なことではないんだと思います。



かなり前に他のブログでも書いたことだけれど、おいらはロシア(当時はソ連)の空港でレソト人の青年に助けてもらったことがありました。ソ連の通貨を持っていないのに料金後払いのビュッフェでこれでもかっていうくらい料理を取ってしまってね。支払いができずに困っていたところに彼がやってきて、食事代を立て替えてくれたんですね。

そのときに米ドルでお返しをしようとしたら、彼はこう言って断りました。

「お前は日本人だろう? 日本は豊かな国だと聞いている。お前が将来偉くなったら俺の国を助けてくれないか。」


その後おいらは、一度は国際協力に関係した仕事に就きました。もちろんレソトの青年との約束を果たすためだけではなく、他にいろいろと思うところがあったのでそういう仕事に挑戦したんです。

このブログを前から読んでいる人は知っていると思いますが、おいらにはどうしても普通の仕事についていけない部分があって、結局そのレソト人青年との約束を果たすことはできませんでした。その仕事を辞めてから今まで、おいらは偉くもなれなかったし、お金持ちにもなれませんでした。まったく無力です。しかし、こうやってブログを書くことだけはなんとかできる。というか、それしかできることがない。

うちのブログなんてあまり人も来ないし影響力があるとは思えませんが、この記事を読んでくれた人がダルフールやコンゴやレソト、そのほかの国についても気にしてくれるようになったらいいなと、おいらはそう思うんです。




Photo_2 おいらがかつて国際協力の仕事をしていたときに取得したザイール共和国(現在のコンゴ民主共和国)のビザ。

内乱直前で、もうすでに仕事どころではなかった。

工事はすべてストップしました。何をどれほど作ったとしても、この国の人の役に立つことができない。そんなむなしさを感じたものです。

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2009年8月30日 (日曜日)

【普通の日記】選挙なので

朝の早いうちに投票に行ってきました。

うちのあたりは投票が午後6時までなんですね。以前は午後8時くらいまでやってたような気がするけど。

茨城県の東の方っていうのは全国的に見て投票率が全国最低レベルなんですよ。投票時間が短縮されるっていうのはそういうことも関係してるんじゃないのかねー。「どうせお前ら選挙なんか行かないだろw」みたいな・・・。

とりあえず選挙には行った方がいいと思うんです。あとから不都合なことが起こっても文句が言えなくなっちゃうんでね。それに、どんな形であれ政治に参加しないと市民サービスが向上しないんですよ。おいらの職場がある市には警察署もないしね。舐められてるんだよなぁ、きっと。いや、政権が変わったって行政サービスが向上するかどうかはわからないんだけど、少しでも可能性があるなら行動しないとね。

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2009年8月27日 (木曜日)

【政治・社会】ベーシック・インカムその5

まとめるとかなんとか言いつつ、全然まとまる様子がありませんが(笑)

この前までは全国民に毎月4万円を一律支給すると言うお話でした。その際の財源は社会保障費の老齢年金部分全額と消費税15%の全額(といっても6割程度)を想定していました。この計算で問題なのは年金が丸ごとなくなるじゃないかということでしたね。今回はそのあたりのことを考えたいと思います。

ぶっちゃけ、社会保障給付を全面的に廃止します。

さて、平成18年度の社会保障給付費の収入総額はいくらだったかというと、104兆3713億円だったそうです。(国立社会保障・人口問題研究所統計より) これをすべてベーシック・インカムに突っ込もうと思います(笑) そしてせっかく上げた消費税15%。こちらも全額突っ込みます。

消費税15%の歳入総額は、平成20年度の歳入予算総額をベースに考えた場合、約30兆円くらいになるはずです。しかし消費税は景気に影響されやすい税なので、その全額が入ってくることは考えにくいです。財源としては心もとないんですね。政治家の皆さんは財源のことを聞かれるとすぐに「消費税を上げて・・・」なんていいますけど、そううまくはいかないんじゃないでしょうか。とにかく30兆円全額が入ってくることはまずありえないので、ここでは6割の18兆円を財源として使えるという想定で計算してみます。

そうすると、これまで社会保障給付費に当てられていた104兆円と消費税18兆円で、およそ122兆円がベーシック・インカム財源として確保できました。・・・多分(笑) 今度はそれをどのように分配するかです。社会保障給付費の財源のうち約31兆円は「公費負担」です。それはおそらく国の借金の一部なんだろうと思いますが、ここではそれもそのまま使う計算です。あしからず。)

ここで平成19年(2007年)の日本の総人口を見てみます。2年前、日本の総人口は約1億2777万人でした。平成21年の現時点ではこの数字より若干少なくなっているものと思われます。この人口を4つの年代に区分して、配分率を変えながらベーシック・インカムを振り分けます。

 0~19歳 月額 4万円 支給費:約11兆3155億円
20~59歳 月額 6万円 支給費:約49兆1486億円
60~64歳 月額10万円 支給費:約10兆1664億円
65歳以上  月額15万円 支給費:約49兆4370億円


総支給費:約120兆675億円

月20万円を国民全員に分配するというのはかなり無理がありますが、このくらいなら実現できそうな気がしないでもないです。65歳以上は仕事がなくても貯蓄とベーシック・インカムでなんとか暮らせそうです。また、65歳未満は給付額が少ないので基本的に仕事をしないと生活できませんから、ベーシック・インカムに頼りきりで仕事をしないという選択肢はとりにくいと思われます。

さて、実際の生活ですが、前の例で出した最低賃金で生活するギリギリ夫婦(笑)もこの試算なら所得が多少増えます。前回の例では一律4万円支給でしたからね。子供ができればさらに支給額は増えます。

今回は3世代家族の試算をやってみることにします。家族構成は65歳以上のおじいちゃん(仕事なし)1名、60歳前半のおばあちゃん(仕事なし)1名。(今は60歳でおじいちゃん、おばあちゃんというのも違和感がありますが、ここは子供目線ということでw) 30代の夫婦で、お父さんの月給が35万円、お母さんはパートで月10万円の収入があるとします。それに小学生の子供が2人いるとします。

この家族のベーシック・インカム収入は月45万円になります。そこにお父さんとお母さんの収入45万円をプラスして、月の家計収入は90万円。年間収入は1080万円になります。仮に20万円のボーナスがあったとしたら1100万円。これだけあれば多少の問題が起きてもなんとかなりそうな気がしますねー。

このように、お年寄りのいる家庭というのは収入面でかなり有利になります。また、子供がひとり増えるごとに収入は増えていきますから、大家族ほど有利です。家族が多いと家庭を維持する経費も抑えられると考えられます。年をとっても邪魔にされず、子供がいても生活が苦しくならない社会。民主党あたりが喜びそうな(笑) ただ、この制度が結婚・出産や大家族回帰のインセンティブになり得るかどうかは、まだ研究の余地がありそうです。人間は、経済効率だけで動く生き物ではありませんから。

さて、次はいつになるかわかりませんが、そのほかの問題について考えたいと思います。特に「こんな制度ができたら働かなくなる奴が出てくるじゃないか」なんていう話ですね。(月額20万円のベーシック・インカムの場合)

まぁ、ホントにいつ書くかは決めてないですけど。

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2009年8月15日 (土曜日)

【政治・社会】ベーシック・インカムその4

ここでの「ベーシック・インカム」は月額20万円を支給するといったような規模のものではなくて、月額4万円を全国民に支給するレベルです。月額20万円というのは、ちょっと無理なんじゃないかと・・・。

で、この前の続きです。うちの地域の吉●家(牛丼チェーン店)のバイト代は時給850円なんだそうですよ。例えばこの時給で1日8時間働き、年間200日働くとすると、年収136万円になります。月額にならすと約11万3000円ですね。これに「ベーシック・インカム」4万円(非課税)を加えると15万3000円。正直なところ都会で暮らすのはかなりきついですが、おいらが住んでる茨城県なら何とか生活できるレベルです。

仮にこの人が同じような収入の人と結婚するとすると、月の家計収入は単純計算で30万6000円。ただここで問題なのは、ベーシック・インカム制度がこういう人たちが結婚するためのインセンティブになり得るかということです。今だって夫婦共働きなら単純に家計収入は増えるわけですけど、結婚しない人は多いですよね。おいらもなんだけど(笑) いろいろと原因はあるんだと思いますけどね。

ただ、ベーシック・インカムがある社会では子供ができた段階で今とはだいぶ違ってくるんですね。ここでの話は全国民に支給されるという前提になっているので、子供が生まれた時点で4万円が支給されます。上の例だと月の家計収入が34万6000円、年間の収入は約415万円になりますね。家族3人、なんとか暮らせるレベルじゃないでしょうか。まぁ、夫婦のどちらかは正社員を目指した方がいいと思いますけど。

次はケース2・正社員の場合です。やはり夫婦共働きの場合を考えますが、正社員の平均月収がどのくらいかよくわからないので、仮に夫婦ともに25万円程度の月収があるとします。月の家計収入が50万円です。これに2人分のベーシック・インカムを加えて月収58万円。年収696万円。ボーナスがあればもう少し増えます。仮に夫婦ともにボーナス1カ月分があるとしますと+50万円で746万円になります。どうでしょう。これなら生活にかなり余裕ができますし、貯蓄も十分にできるかと思います。例えば、失業してもしばらく食いつなげるだけの貯蓄が可能ではないでしょうか。というわけで、雇用保険の支出も減額できる可能性が出てきましたね。もう、なんでも廃止しちゃう(笑)

さて、このちょっとだけ余裕のある夫婦に子供ができました。どうなるか。
子供が生まれて出生届が出された時点で、この子のベーシック・インカム月額4万円が支給されます。年額48万円。上の746万円にさらにプラス48万円で年収794万円になりました。3人家族の794万円って、かなり余裕があるんじゃないでしょうか? さらに2人目の子供が生まれると年の家計収入は844万円になります。これはもちろん、夫婦で働いている場合ですからかなり多めになっていると思いますけど、レア・ケースではないと思うんです。

ここで例として挙げているベーシック・インカムは全国民に月額4万円を支給するというものです。年額48万円になりますが、家族の構成員がひとり増えるごとに年間家計収入が48万円ずつ上がっていくんです。子供が2人生まれれば96万円です。これはかなり助かると思いますよ。また、家族ではなくても、何人か寄り集まって暮らす場合でも同じ効果が期待できます。(貧困ビジネスじゃないけど、また変なビジネスが出てきそうですが。食えない人間を一カ所に集めてピンハネするとか、ベーシック・インカムを担保に金を貸すとか・・・。)

たまにテレビで大家族の話が出ることがありますよね。おいらはあんまりテレビ見ないから、そういう家の家計がどんなもんかよくわかりませんけど。例えば両親2人と子供8人の場合を考えてみます。今回はお父さんだけが働いていて、月収は40万円とします。そうすると、この家の月間収入は40万円+家族全員のベーシック・インカム40万円で80万円になります。年間960万円。1か月分のボーナスがあるとして、ちょうど1000万円の年間収入があります。正直うらやましい(笑) ベーシック・インカムがある社会では子供が増えても貧しくならず、きっと教育も行き届くことでしょう。大学だって行かれます。まぁ、子供たちはさっさと結婚して社会に出る道を選ぶかもしれませんけどね。

次はまとめを書くつもりですけど、本当に書くかどうかはわかりません(笑)
つづく?

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2009年8月13日 (木曜日)

【政治・社会】ベーシック・インカムその3

昨日までのお話:
消費税を15%に上げて老齢年金を廃止し、62兆4000億円を確保する。これで月額4万円を全国民(話の都合上1億3000万人としました)に支給するという。

ベーシック・インカムっていうと、生活保護程度の額(14万円くらい?)を全国民に毎月支給するような話になってるんだと思いますけど、それはやっぱりちょっと無理そうな気がします。全国民にではなくて成人全員とした場合でも168兆円くらい必要なんです。多分(笑)

今回は勢いで老齢年金を廃止してしまいましたが、まったくなしというわけにはいかないと思うんですよね。そのことについてはまた後で考えますが、とりあえず先に進みたいと思います。月額4万円が全国民に支給されるとどういうことになるのか。

ケースその1。ある意味かなりギリギリな人たち。時給制で働くフリーターの皆さんを考えてみます。今、アルバイトの時給がどのくらいか相場がよくわかりませんが、たとえば最低賃金で計算してみることにします。おいらが住んでいる茨城県の場合、今現在の最低賃金は676円です。かなり安いですねぇ。吉○家の時給の方が高いんじゃないの? この間、隣の市で海外から来た研修生が過労死した話題がありましたが、あのくらいの労働条件は残念ながらざらにあります。あえて「あのくらい」の中身は書かないけど。さすが茨城クオリティ。なにしろ、ハロワの求人で税理士資格保持者を月給20万円で雇おうとする土地柄なので・・・。応募する人いるんだろうか(笑) もはや何を言っても無駄みたいな。

それはともかく、時給676円ということは、1日8時間働いたとして日給5400円くらいになりますよね。年間200日程度働くとして年収約108万円です。月額に直すと9万円くらいですね。ここに4万円をプラスして13万円ですか。税金やら何やら引かれてしまったらかなりつらいです。まず大都市では暮らせないレベル。茨城ならともかく(笑)

さて、この人が同じくフリーターの女性と結婚したとします。ある意味ギリギリな夫婦(笑) おいら計算が苦手なので、月収を単純に2倍します。ある意味ギリギリなおいらw 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
そうすると、この2人の月の収入は26万円になりますね。年収だと312万円。かなりきついけれども何とかならなくもないレベルなんじゃないでしょうか? まぁ、不安定なことには変わりがないので、夫婦のどちらかは正社員を目指した方がいいと思いますが。

さらに、このギリギリな夫婦に子供ができてしまいました。どうなるか。
今回考えているベーシック・インカム制度は全国民に月額4万円ですから、子供が生まれた時点で4万円がもらえます。年額48万円。この家族の年間収入は360万円になりました。どうでしょう。このくらいの家計で生活している人って、結構いると思うんですね。なんとかできなくもないんじゃないでしょうか。(奥さんが妊娠中の時期や子供が小さいうちは、夫婦のどちらかが十分に働けないと思うのでその時期はかなりつらいと思いますが。そこはまた別の社会保障制度を考える必要があると思います。)

ということはですよ、現在生活保護にかかっている費用を抑えることができる可能性が出てくるじゃないですか。最低賃金でもなんとか暮らしていける可能性があるのですから。しかも家族の構成員が増えれば増えるほど有利になるわけですから少子化対策にもなるんではないかと思われます。(おいらは日本の人口は減らさなきゃならない派ですけど) 物価の安い地方で昔のような大家族で暮らすならば、月額4万円でも大きな助けになると思うんです。地方の活性化にも役立つのでは?

消費税以外の税制についてもいろいろと見直す必要があろうかと思いますが、ベーシック・インカム制度は限定的な形ではあるけれども実現可能なんじゃないかと思うんですよね。

明日はケースその2・正社員の場合を考えてみたいと思います。
つづく。

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2009年8月12日 (水曜日)

【政治・社会】ベーシック・インカムその2

さて、昨日の記事を読んだ人の中には「あれ?」と思った人がいるかもしれません。
正解です(笑)
昨日の6兆5000億円というのは、全国民に一律5万円を毎年配る計算です。年間支給額5万円。こんなもの「ベーシック」でも何でもないというね(笑) 少なくとも「ベーシック・インカム」というからには月額5万円を全国民に一律支給くらいのレベルじゃないと。

小学校の算数レベルで申し訳ないんですけど(おいら計算苦手だからw)、単純に計算して6兆5000億円の12倍が必要になるでしょう。つまり78兆円です。とんでもない金額になってますが・・・。

現在、我が国の財政支出でかなり大きな部分を占めているのは社会保障費です。国立社会保障・人口問題研究所の資料によると、平成18年度の社会保障給付費の総額は約89兆円だったようです。(この時点で一般会計歳出総額を超えているのは気のせいか?w) とりあえず、ここから費用を捻出するとしましょう。この社会保障給付費の約5割を占めるのは老齢年金、わたしたちが一般的に「年金」と言っている部分です。平成18年度には44兆6618億円が支出されたようです。これに昨日の6兆5000億円を足して約51兆円。まだ27兆円足りませんねぇ・・・。

これはもう仕方がない。消費税を15%に引き上げます。現在の3倍です。消費税歳入予算30兆7000億円とします。しかしながら現在でも歳入欠陥がある状態ですし、消費税を3倍に上げたからといって30兆7000億円が丸々入ってくるわけがありません。よくて6割くらいでしょう。ここでは18兆4000億円としておきましょう。老齢年金44兆6000億円プラス消費税18兆4000億円で63兆円です。残念ながらまだ足りません。

やむを得ないので月の支給額を減額して4万円にします。その場合、計算は省きますが62兆4000億円の予算が必要になります。月4万円ならなんとかなりそうじゃないですか。毎月納めている社会保険料を「ベーシック・インカム税」とした上で老齢年金を廃止し、消費税を15%に上げる必要がありましたが、何とか実現できなくもないような気もします。もちろん月4万円で生活ができるわけはありませんから仕事はしないといけませんよね。しかし、反対派が主張するような「こんな制度があったら誰も働かなくなるじゃないか」という懸念は払拭できると思います。基本的に働き続けないと生活できませんから。

消費税15%というのは、EU諸国などに比べると実はかなり安い方です。ただし、EUの場合は食料品などの生活必需品にかかる税が安く設定されているんですけどね。だから実際に増税する場合は一般の消費税を高めに設定して、食料品の税を安く抑えるというやり方でもいいかもしれません。

さて、本当になんとかなったのかどうかはよくわかりませんが(笑)、とりあえずベーシック・インカム制度が可能だとして次のことを考えたいと思います。

が、長くなるので続く。

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