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2012-03-11

Happy Birthday (東山奈央さん)

今日は、声優・東山奈央さん (TŌYAMA Nao) のお誕生日です。

おめでとうございま~す \(^O^)/

去年の3月22日から今日までにお誕生日記事を書いた女性声優さんは、東山さんを含めて114名です。自分用に作ったデータベースに登録されていて、お誕生日がはっきりわかる女性声優さんは156名。記事にできなかった人は42名。"Happy Birthday" エントリの更新はこれからも続けるつもりです。(ただし、人数は減るかもしれません。去年は本当に特別でした)

記事が書けなかった人にはいくつか理由がありました。最近はあまりお声を聞いていなくてちゃんとした記事が書けそうにない人、そもそもお誕生日を知らない人。新人さんと、逆に「大御所」と呼ばれる人たち。自分のほうが忙しくてどうしてもブログの更新の時間が取れなかった人。亡くなってしまった人。それと、自分も人間なので、どうしても苦手な人がいます。

ただ、苦手といってもいわゆる「アンチ」というわけではありません。実際に会ったことがないような人は本気で好きになることがない一方で、本気で嫌いになることもできないからです。実際、もともと苦手だった声優さんでも今は好きな人は多いんですよ。例えば釘宮理恵さん や、花澤香菜さん 戸松遥さん小見川千明さん などがそう。そして、今日の東山奈央さんも以前は苦手な人のなかのひとりでした。

最近視聴した東山奈央さんの登場作品:

『神のみぞ知るセカイ』 2010年 テレビ東京
"The World God Only Knows"(只有神知道的世界), 2010, TV-Tokyo

Kanon_kaminomi_9

中川かのん(CV:東山奈央さん)
NAKAGAWA Kanon (中川加儂, CV: TŌYAMA Nao)

第7話「FLAG 7.0 Shining Star」より引用。
quoted #7 "FLAG 7.0 Shining Star"

Viewer Estimation (as of 11th Mar. 2012):
Weighted mean on ANN: 7.471 (seen by 1764 users, Good+)
Score on MyAmimeList: 8.05 (scored by 31678 users)


アイドルの役。東山さんのデビュー作です。さっきあらためて視聴したらいいお話だったんですが、放送当時は苦手なキャラクターでした。というか、かのんを演じている東山さんそのものが苦手だった。これは、単純に東山さんについて勘違いをしていたんですね。なんだかよくわからない新人アイドルが、プロモーションの一環としてアニメ作品に登場しているんだろうと思っていたんです。同じようなキャラクターを演じた人としては『マクロスF』 中島愛さんランカ・リーがいましたが、そちらのほうがまだ抵抗感が少なかった。『マクロス』のヒロインを演じる声優さんは歌を歌う前提で採用されるので、演技よりもむしろ歌のほうのパフォーマンスが重視されるからです(実際、中島さんの歌唱力は最初からかなりのものだった)。ランカの場合、「あれはそういうキャラクターだから」と割り切れました。

最近知ったことですが、中川かのんは『超時空要塞マクロス』 のメインヒロイン、リン・ミンメイ を意識して生み出されたキャラクターなんだそうです。『神のみ』の"Charactor Cover Album" のなかで、東山さんが「愛・おぼえていますか」(劇場版アニメ『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』 テーマ曲、1984年)をカバーしたのもそういうわけだったんですね。このカバーは東山さんのことを見直すきっかけになったんですよ。

このキャラクターカバーアルバムは、『神のみ』でヒロインを演じた女性声優さんたち(と、主役の下野紘さん )が昔のアニメソングを歌うという企画もののCDです。この手のCDでは機械的に音程を修正したり音を伸ばすことなどが普通に行われていて、加工が激しい場合はボーカロイド的な仕上がりになります。声優さんは歌が本職じゃないし、しょうがないといえばしょうがないんだけども、どこか違和感があることも多いんですね。ぶっちゃけ、ミクさん(初音ミクに歌ってもらえばいいじゃんかよと思ったりもするんです。しかし、このアルバムの中で東山さんの歌だけは加工の割合が低いような気がするんですよね。いや、自分の耳を信じるならば確実にそう。加工の余地が少なかったということは、つまりそれだけ東山さんの歌が上手だということなんでしょう。

中川かのんはリン・ミンメイ(CV:飯島真理さんを意識して生み出されたキャラクターですが、歌声はむしろ堀江由衣さん に近いような気がします。現在は劇中で歌唱力が要求されるような作品も多いですし、今後に期待ですね。


異国迷路のクロワーゼ製作委員会 『異国迷路のクロワーゼ』
メディアファクトリー、2011年
Croisée in a Foreign Labyrinth Production Committee, "La croisée dans un labyrinthe étranger"(異國迷宮的十字路口), MEDIA FACTORY,INC. , 2011

Yune_croisee_10

湯音(CV:東山奈央さん)
Yune (CV: TŌYAMA Nao)

第10話「魔術幻燈」より引用。
cité de #10 "Fantasmagorie"

Viewer Estimation (as of 11th Mar. 2012):
Weighted mean on ANN: 7.428 (seen by 438 users, Good+)
Score on MyAmimeList: 7.59 (scored by 7628 users)


お話の舞台は19世紀後半のパリ。ギャルリ・ド・ロワと呼ばれる古い商店街です。湯音は長崎からやってきた日本人の少女なんです。留学ではないようですし、奉公というわけでもさなそうで、パリにやってきた理由は今のところよくわかりません。19世紀後半といえば、日本では明治初年から30年頃までの時期にあたります。お話の設定としては面白いんですが、「なぜこんな小さい子が遠い日本からひとりでこの時期のパリにやってきたのだろう?」と思うと不思議です。いろいろと背景を想像してしまう。もっとも、それは制作者の思うつぼなのかもしれないですけどね(笑) まぁ、幕末のパリにはすでに日本人がいたようですし(武州出身の斉藤健二郎、パリの博物館に写真が保存されている)、この世の中にはアニメ以上に不思議なことがあふれているのかもしれませんね。

参考:
鈴木明:『維新前夜 スフィンクスと34人のサムライ』、小学館(小学館ライブラリー18)、1992年


湯音はフランス語がたどたどしい設定なので、台詞がカタコトです。ただ、そのたどたどしい感じは単なる棒読みというわけではなくて表情豊かな感じがします。東山さん、なかなかいいですね。湯音(ゆね)っていう名前もかわいらしいなあ。フランス語で発音すると聞き心地がいい音になりそうですよ。「なお」もそうですけど、日本人女性の名前は柔らかい印象です。まるっこいかんじ。湯音と同時代に生きたフランスの詩人にアルチュール・ランボーというひとがいて、フランス語の母音を色で表わす詩を書きましたけど、「ゆね」はどんな色になるんでしょうね。


今日はここまで。
最初はちょっとだけ東山さんのことを誤解してましたけど、今はもう苦手ではありません。別に東山さんが自分の出身大学の後輩(らしい。真偽は不明)ということでひいきしているわけではないです(笑)

声優さんが歌うことについては批判的な意見もあるようですが、自分はそこらへんについてまったく気にしませんね。その歌が、その声が誰かの励みになるのなら、それはそれでいいことだろうと思うんですよ。だから、逆パターン(アイドルさんが声優に挑戦すること)も、これからは批判しないことにします。AKBはいまだに誰が誰だかよくわかんないですが (ノ∀`)


いつも素敵な声をありがとうございます。
今は出会えてよかったと思う (^-^)


*These quotations are grounded on the article 2 and 32 of Copyright Law of Japan.


追記(2012年11月24日):



中川かのんはアイドル設定なので、それっぽい曲が多いです。おっさんには懐かしい感じかもしれません。それはそれでいいと思う。

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