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2009-05-08

【読書】ザ・ディベート

ゴールデンウィークの間に読んだ本です。去年買ったんだけど、そのまま忘れていた本なんですけど。そういう本がまだ何冊もあるんですよね・・・。

『ザ・ディベート-自己責任時代の思考・表現技術』
茂木 秀昭 ちくま新書 2001年


おいら、人と議論するっていうのがものすごく苦手なんですよね。今はもうそういう機会もないんだけど、大学生の頃は本当に苦労しました。何を話していいかわからなくて、頭の中が真っ白になって固まっちゃうんです。今でも夢でうなされることがあります。おいらはおそらく発達障害であろうと思われるので、こちら方面の能力を磨くのはもともと難しいのかもしれません。「であろう」というのはどういうことかというと、おいらくらい年齢がいってしまうと正しい診断がほぼ不可能になってしまうので、推定するしかなくなってしまうんですね。まぁ、蛇足なんですけど。

おいらが通っていた早稲田大学というのはもともと弁論が盛んな学校だったせいか、ゼミ対抗ディベート大会みたいなものもありました。そこで見たディベートの印象もあって、ディベートというのは「相手を議論でねじ伏せる弁論術」だとおいらも思っていたんですけど、今回この本を読んでみて、どうやらディベートというのはそういうものではないということをようやく理解しました。おいらは人とうまく会話がかみ合わないところがあったので、議論そのものがトラウマになってたんですね。バイアスがかかっていたわけです。

それと、もうひとつ改めて理解したことがあります。議論を戦わせるには下準備が欠かせないということ。ディベートをするにはまずテーマを決めて、肯定側はそのテーマ(たとえば「死刑は廃止するべきである」など)を肯定するための資料を集めないといけません。それと同時に反論に対する対策も練らないといけない。もちろん否定側は否定側で同様の作業を行います。おいら、今は慶應義塾の通信制でレポートを書く機会がありますが、これはレポートを書くときの準備作業とほぼ同じなんですね。ということは、ディベートの技法をレポートや卒業論文作成に応用できるではないですか(笑)

著者も

「私の大学時代には、ディベート未経験の学生が卒論を書くのに一年かかるところ、ディベートの経験者なら半年で書けるとよく言われたものです。」(89頁より引用)

と述べています。おそらくそういうものなのでしょう。
ちなみに著者の出身大学は慶應義塾大学です。先輩でしたか(笑)

まぁ議論の方はともかく、おいらもディベートの技法をレポートなどに生かしていきたいと思いますよ。いい本読んでよかったなあ。

ザ・ディベート―自己責任時代の思考・表現技術 (ちくま新書) Book ザ・ディベート―自己責任時代の思考・表現技術 (ちくま新書)

著者:茂木 秀昭
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