【大学】鎌倉時代その3(日本政治史)
今日は憲法の勉強はお休みして、日本政治史のほうのまとめです。
なんというか、財政破綻とか、700年経ってもあまり変わらないなあと思ったりして(笑)
鎌倉時代の後半になると、分割相続やら元寇の影響で、御家人の貧困化が進みます。そこで幕府は何をやったかというと、「徳政令」(永仁5年、1297年)というのを施行するわけですね。まぁ、今風にいうと「デフォルト」ってやつです。御家人は借りた金返さなくていいと。結局大混乱なわけですが・・・。
それから、政治の空洞化の問題。鎌倉時代末期になると、将軍、執権、連署、得宗家すべてが権威を失って、もともと得宗家(北条家の嫡流)の家人だった内管領に権力を握られてしまいます。教科書によると上部構造の権力空洞化と表現されていますが。
こういう、下級官僚が実権を握った政権なんて、洋の東西を問わず歴史上ろくなことにはならないんですね。例えば昭和時代、日本を戦争に導いたのは陸軍大学、海軍大学出身のエリート集団でした。しかも大佐や中佐といった中堅クラスが実権を握っていました。彼らは軍人であると同時に、陸海軍省、あるいは参謀本部・軍令部で働く官僚だったんです。官僚支配の弊害ということでは、隣の中国・朝鮮もひどかったようですね。官僚支配の状況になると、大体政治が腐敗してですね、国が滅びるわけです。現代の日本もかなり危ないかもしれませんね。
政治が空洞化した北条政権下で起こったのは、安易なリストラでした。鎌倉幕府の御家人は地頭として荘園に派遣されているわけですが、政権末期には政府に彼らを保護する気概がなく、荘園領主から御家人に関する苦情が上がってくると、彼ら御家人は詳細な審議もなく、いきなりリストラされています。なんだか最近の日本の状況に被るなあ・・・。
幕府の保護を受けられずに切られた元御家人がどうなったか。荘園領主・幕府に反抗するものが激増していきます。まぁ、当然の成り行きですね。日本史では彼らを称して「悪党」と呼びます。そして、その後の鎌倉幕府がどうなったかは、まぁ皆さんお分かりですよね。
歴史って、本当に繰り返すんですねぇ。
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