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2008-12-30

【読書】思考の補助線(34/100)

今年読んだ本の記事、34本目。
100冊読むっていっても、結構難しいですね。
今年の正月は余裕だと思ってたんだけど。
5月から6月にかけての繁忙期がネックだった。

それにどうしても社会科学系の新書に偏りがちで、小説みたいなものって読まなかったなあ。
来年はそっち方面も読んでみようかと思ってます。

『思考の補助線』
茂木健一郎著 ちくま新書 2008年

この人の書いたものは雑誌ではたまに見かけてたんですけど、本で読むのは初めてです。
脳と心の関係を研究されているとか。

思えば、人間の心って不思議ですよね。
人間の脳を構成する物質は、化学的に分析が可能です。
素粒子レベルまで解析してみても、ちゃんと物理的な法則に従っている。

しかし、脳の組成は把握できても、その脳のどこに心が宿るのかわかりません。
化学的に人間の脳とまったく同じ組成の人工脳を作ってみても、その脳に心が宿るとは思えない。
宇宙の法則に極めて忠実に作られている器に、曖昧で、どう考えても不条理なものが入っているんです。

そんな不条理な人間の心だから、どんな考え方もありなんじゃないかと思うんですよね。
一見何のつながりも無さそうなことを、敢えて結び付けて考えてみるのも時には必要なのかなと思います。
そのためにはいろんなところにアンテナを張ってないといけない。
大変なことなんですけどね。
選択肢は一つではないということを、これからも常に頭においておきたいと思います。

思考の補助線 (ちくま新書) Book 思考の補助線 (ちくま新書)

著者:茂木 健一郎
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